寒い時期に季節外れの蚊が飛んでるのは、たいがいは蚊ではなくユスリカです。しかし、冬に活動する蚊・チカイエカもいます。

　蚊に似ていますが、ユスリカは吸血しません。ゆらゆらと飛ぶ目障りな虫です。が、大量に発生した場所へ行くと、口の中から、鼻の中とかに勝手に入って来て、とっても困った虫です。そして大量に発生したユスリカが特定の1ヶ所に集まるのが「蚊柱」です。先日テレビで、アフリカの湖の上に竜巻と間違うほどの蚊柱を見てびっくりしました。現地の漁師さんで、窒息して死んだ人もいるようです。

　蚊に似ている虫といえば、大きな蚊「ガガンボ」がいます。このガガンボが、家の中に入ってくると、子供たちがワーワーキャーキャー逃げ回ります。刺したり、咬んだりしないのに、大きさだけで気味悪く逃げ回ります。

　アクセス解析を見てたら、カマドウマで検索して、このホームページに来ている人がいました。なんと東北は宮城県から、しかも１２月です。冬に虫を調べるのは、季節はずれと思っているので、何でだろうとあれこれ考えました。

　カマドウマは、人家の床下等の暗くて湿気ている所を好んで生息しています。東北とかの北日本は、寒さが厳しい分、家の中は温かくしていて、虫も元気なのかなと考えたり、家の中だけだと徳島が北日本より寒いのかなとか、考えちゃいました。

　さて、コオロギといえば鳴き声に風情があります。「あぁ、秋だなぁ…でもうるさい。」コオロギの鳴き声を知っていますか。

　お掃除をしていると、よくお目にかかります。ふだんはめったに見ませんが、片付けたりお掃除したりしていると、移動した本、雑誌の下から、押入れの奥から出てきます。
　私はどうってことないのに、女性スタッフ(誰とは言わない)が、キャ、ムシ、ムシが！といちいちうるさい。こんなのは洗剤をかけて、雑巾で拭けばいいんだよ、てな事がけっこう有ります。

　もしも見かけたら、咬んだり、刺したり、つぶすと臭いことはないので、びっくりしたりあわてないで、しばらく観察してからティシュペーパーで‥‥してあげましょう。
　私も今回、シミを調べて漢字で「紙魚」と書くのを始めて知りました。

上の写真はYAHOO！きっず図鑑から、イラストはこちらから。

参考資料　名古屋市衛生研究所　害虫相談室

　害虫駆除での電話問合せがありました。部屋の中の壁から天井のクロスの上をウジムシがいてるので退治して欲しいとの内容でした。ネズミが死んでいると思い込んでいましたら、ちょっと違う、すぐには分からずに調べているフリをしながら脳にムチ打ち、メイガの種類で乾燥食品に発生する事を思い出しました。かなり前になりますが南沖洲の大●海苔さんに仕事で出入りしていた頃、こいつの駆除をしていました。

　ここのお家の退治方法は、殺虫液とかではなく古い食品の片付け処分で、お掃除をしました。

　みなさんも忘れている古い食品(乾し椎茸・素麺・海苔など)がないかチェックして下さいね。

写真は上が幼虫、下が成虫で名古屋市衛生研究所から

参考資料　メイガ科幼虫など　貯穀害虫天敵図鑑